理事長所信(2)
■理事長所信
■基本理念
■定款・諸規則
■組織図
■年間計画
■委員長事業方針・事業計画
2007年度 理事長所信
理事長 田久保 浩一
《率先垂範(そっせんすいはん)〜変革への気概を絶やさずに〜》
《市民意識変革の能動者として》
《次代をにな担う青少年のために〜共学・共育の精神で〜》
《組織の資質向上の為に》
《おわりに》
前ページより続く
《次代をにな担う青少年のために〜共学・共育の精神で〜》
一般的に青少年期(0〜24才)は、平均的な人生における約3分の1の期間を占め、例えるならば、人としての根を張り、枝葉を伸ばす非常に重要な時期であります。また、社会にとっては、わが国の青少年人口は総人口の約4分の1を占めており(平成17年版青少年白書より)、次代を担う青少年の健全なる育成は国民共通の願いとも言えます。
しかしながら、青少年をめぐる昨今の状況を鑑みますと、非行や犯罪、不登校、虐待など、目を覆いたくなるような深刻な問題が多発しております。親の背中や地域社会の姿勢を見て育つ純粋無垢な子供たちは、社会情勢を如実に映す鏡でもあります。
近年、注目が集まっている武士道精神における普遍的な道徳観・倫理観は、「常に思いやりの心(仁)を持ち、人として正しい道(義)を進むこと」です。まずは、我々大人が子供たちの手本となるべく、日頃の行いを振り返り、自らの襟を正す必要があるのではないでしょうか。
我々JCメンバーも長い人生の折り返し地点に来たに過ぎません。まだまだ自ら学ぶべきこと、そして、子供達から教えられることがあるはずです。共に学び、共に育ちながら、都市と自然が調和し、文化の薫り溢れる美しい“ふるさと・習志野”を、子供たちの屈託のない輝くような笑顔がこぼれるまちに、また、学校、家庭、地域社会が三位一体となって、地域全体で青少年を守り育むまちに、そして誰もが、「これからも、ずっと住み続け、いずれは終(つい)の棲家(すみか)にしたい」と心から思えるようなまちにしていきましょう。
《組織の資質向上の為に》
優秀な組織を表現する時に、城を守る“石垣”に譬(たと)える場合があります。石垣の構造をよく見ると、「城を守る」というたった一つの目的の為に、無数の大きな石と小さな石が絶妙なバランスで重なり合い、補完し合っていることが判ります。「明るい豊かな社会を築く」ことを究極的な目的とする青年会議所においても、より強固で能動的な組織を作るには同様の見方が出来ると考えられます。
まず、石垣を構成する個々の石(意志)をより強くすること、即ち、会員の資質の向上が必要になります。「質は強さなり」とも表現される様に、その構成員個々のレベルアップは不可欠であります。そこで、地域社会、あるいは個々人の属する企業や職場へ還元できることを前提とした研修を実施します。
二つ目として、より大きな石垣を作る為には、より多くの石(意志)を集めること、即ち、近年、力を注いでおります会員拡大運動の継続が必要となります。「数は力なり」とも表現される様に、来年につきましても熱き意志を持った、新たなる同志をより多く迎え入れる事により、組織力の強化と新陳代謝を図っていきたいと考えています。
そして、これらの運動を遂行する上で、今一度、会議の重要性を再認識して行きたいと考えています。青年会議所とは、読んで字の如く、「青年が会議をする所」であります。よく「JCの事業に失敗はない」と言われますが、それは事業実施に至る過程、すなわ即ちそのプロセスにおいて充分に議論し尽くされている事が大前提になります。また会議とは、「参加者一人ひとりが全知全能を賭けて行う言葉による闘い」とも表現されます。JCにおける全ての会議において、常に真剣勝負の意気込みで臨めば、より密度の高い、より有意義な時間を過ごす事が出来るでしょう。そして、明るい豊かなまちづくりの為に何をどのようにすべきなのかと常に自問自答しながら、忌憚のない意見をぶつけ合い、メンバー全員のベクトルを揃えた上で、事業や例会に臨むという心構えこそが、JAYCEEの原点であると確信しております。
《おわりに》
今後、青年会議所運動における事業や例会の実施を検討する際には、その実施目的における公益性の存在を今まで以上に厳密に問われる時代になると予想されます。その中で幾つかの運動は方向性を見直す必要が生じるかもしれません。しかしながら、「明るい豊かな社会の構築」という基本理念から軸足がぶれない限り、多くの運動は継続可能だと思いますし、また、新たなる視点からの運動展開を模索する絶好の機会であると前向きにとら捉える事も出来ます。この今だかつてない大きな変革期に現役メンバーとしてJC運動に携われる事は、今後更に変化していくであろう実社会における適応能力を養う上で貴重な体験となる事でしょう。
最後になりますが、私は、現在の習志野青年会議所全体に満ち満ちている、溢れるような情熱を絶やさぬよう、そして更にばいか倍加させて次世代に引き継げるよう、常に「率先垂範(そっせんすいはん)」の気概を持って行動する事をお誓い申し上げ、理事長所信とさせて頂きます。
「ただ生きるな! よく生きよ!」
古代ギリシャの哲学者 ソクラテス
さぁ、熱き日々を、共に過ごしましょう!!
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