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2008年度 理事長所信

理事長  森 英樹

 《品格〜Eile nicht,Weile nicht.〜》
 《真の公益を実現できる組織として》
 《市民意識変革の能動者たるJAYCEEとして》
 《次代を担う青少年のために》
 《今求められること》


前ページより続く

 《市民意識変革の能動者たるJAYCEEとして》

 これまでの習志野青年会議所においても、その創設以来、「明るい豊かな社会づくり」という恒久の目的を抱いてその時代や地域に適した運動を展開してまいりました。2008年度の運動展開におきましても、そのベクトルは変えることなく邁進してまいります。市民の無気力、無関心のようなお任せ民主主義や、自己中心的で他人の迷惑を顧みない無責任民主主義を脱却し、地域の未来を創っていくのは自分達自身だという、市民一人ひとりが主役として自立し、主体的に参画していけるような社会を築いていかなければなりません。それこそがまさに「個人の自立性と社会の公共性が生き生きと協和する確かな時代を築く」ことなのです。そしてそのために、率先して我々が市民のリーダーとして市民とともに運動を展開することにより、市民意識変革を醸成していかなければならないのです。
 

 《次代を担う青少年のために》

 今のこども達は自分達の国やまちに対してどのように思っているでしょうか。自分達のまちに誇りを持っているでしょうか。こども達のみならず、我々責任世代においても同様のことが覗えます。最近の日本人(市民)からは国(まち)のために労を惜しまず何かをしようとする心や国(まち)の将来を想う心が失われつつあるように感じます。心の内から国(まち)に対する想いを育むことができれば、自ずと市民意識も向上することでしょう。我々責任世代が次代を担う青少年に未来を繋いでいかなければなりません。
 こども達の健全な自主性を育むためには、古くから受け継がれてきた日本の文化や伝統的な精神性を正しく伝えなければなりません。それらを受け継いでこそ、日本人としての誇りや自信が生まれてくるのです。
 欧米では、道徳教育が宗教を通じて学校や家庭で普通に行われています。しかし日本ではどうでしょう。日本では憲法で宗教教育が否定されていることもありますが、教育の現場では充分な道徳教育は行われていません。しかしながら、本来日本人は人に教わらなくても、祖先を敬う念や自然や季節を慈しむ心、物を大切にする気持ちを持ち合わせていました。それは外国の人には与えられていない日本人独特の倫理道徳観です。それが大東亜戦争の敗戦後、失われつつあります。高潔な精神性を身にまとい、伝統を尊ぶことは自分自身の誇りにもつながります。
 今一度、我々が縦軸として我々の歴史を学び、これまで受け継がれてきた伝統や文化や精神文化を検証し、その中から次代に引き継ぐ価値観を適格に選択し、次代を担う青少年に引き継いでいかなければなりません。


 《今求められること》

 我々がしなければならない事。生を受けた限り遂行しなければならない使命。それは、先人から連綿と受け継がれてきた心をこれからの世代に引き継いでいかなければならないことです。この大きな変革期に、すべては、まちのため、昔の言葉で言うならば「お国のため」に我々現役メンバーが品格と誇りを持ち、JC運動に携われる事に感謝の念を持って運動していくことが、今後更に急速に変化していく社会に対して気後れすることなく適応していくことができると思います。
 2008年、習志野青年会議所は創立35周年を迎えます。これまで青年会議所を脈々と築き上げてきていただいたその節目として、今一度各々が強い使命感と責任感を自覚し、より地域に根ざし、より市民の近くでその存在価値を最大限に発揮してまいります。
 最後に、私は1年を通じ、現在の習志野青年会議所に満ち溢れている熱き情熱を絶やすことなく最大限に高揚させ、我々の意思を市民に発信し、次代を担う青少年に引き継いでいけるよう、自分自身に「品格」を持ち行動する事をお誓い申し上げ、理事長所信とさせて頂きます。



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